第186号 第1会議室 | (2002/10/14)![]() ![]() |
● あいさつまわりのコツ その2 ● |
そろそろ統一地方選まで半年となってきました。まだまだその準備さえ整っていないところもあるでしょうが,今回はあいさつまわり,中でも個人宅へ挨拶に行く場合のコツについて考えてみたいと思います。 □あいさつまわりでイメージを作る よく個人宅を訪問する場合のコツとしては, ●あとは購読者のみのお楽しみ●
わからないことがあるわけです。 以前から行われていることですが,より効率よくあいさつ回りをする良い手段であると言えます。 土地柄にもよりますが,確かに,平日昼間の在宅率は低くなっています。そうなると,どうしても平日の夕方か休みの日に効率的に件数を稼ごうというのが人間の心理です。 挨拶回りの定石は,平日の昼間に行うとされているかもしれませんが,効率性を考えることは,挨拶回りをする上で欠かせないものだと思います。 さて,今回はそこに一つスパイスをつけて,ただ単にあいさつに回っているだけではなく,それを行うことによってイメージをつくることにも視点を置いて考えてみたいと思います。 先ほどの挨拶回りのパターンで言う,どうしても地域的な偏りが出てきます。確かに,名簿が集中している所に重点的に入るというのも重要ですし,件数をこなすことも必要です。 特に,本人が何人の有権者と対面できるかが勝負とも言われる地方選挙では,ある一定以上の件数はこなさなければなりません。 しかし,そうすることによって,まったく他の地域に入り込めないことにもなるわけです。地道な活動の上に,候補者本人のイメージを作っていかなければなりません。 もしかすると, 「そういえば今度の市議選に若い人が出るらしいけど,この辺りでは全く見たことない」 といったようなことが言われているかもしれません。それでは,せっかく他の人が宣伝をしてくれているのに,良いイメージを壊していることにもなりかねませんし,ひいては票のマイナスにもつながってくるわけです。 そうならないように自分の選挙区を,例えば中学校区ぐらいの規模で捉えたり,小学校区の規模で捉えたりして,それぞれの校区内を必ず1日は回るようにするということを行うだけでも,先ほどのような会話がなされることは少なくなるでしょう。 つまり, ●あとは購読者のみのお楽しみ●
も必要であるという意味です。 確かにこの場合ですと,移動時間もあったりして時間的なロスがあります。それにはあえて目をつぶって,よく活動しているという姿を多くの地域の人に認識してもらえば,候補者のまじめさ,堅実さ,そしてイメージアップにもつながるということです。 この場合,名簿を集めることも大変重要ですし,またそれを整理することも重要です。手間が非常に掛かりますが,あらゆる地域で地道な活動をしているというイメージを作り上げてしまえば,選挙戦などでもそのイメージを持ってもらうことができ,他候補のイメージに差を付けることが出来ると思います。 この半年前だから考えることの出来る戦略です。もう既に選対やそれらしきものが立ち上がっている陣営があれば,一度参考にしてください。 (吉田)
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