15号 第1会議室 (1999/05/31)up down
   ● 衆議院議員選挙,心得の条
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□解散は,1ヶ月前に大体読める!

 衆議院選挙は通常の自治体選挙や参議院選挙のように任期がしっかりと決まっていて,いつになると選挙があるということが,事前には全くわからない選挙であるというのが特徴です。
 時期がわからないために,通常のように,選挙何ヶ月前にはこれをして,何週間前にはこれをしておくという目安をつけることが,なかなかできません。
 しかし,そうはいっても国会に解散風が吹き始め,具体的な日程が上り始めてくるという独特の雰囲気が衆議院にはあります。その雰囲気をうまくつかむことができるのならば1ヶ月前にはその時期を特定することができるでしょう。

 その1ヶ月が勝負となるのは目に見えています。

 本当に大物になったならば,自らの都合により時期を設定したり,国会の動きの流れがわかるわけですから,もっと前にはわかっているわけです。が,多くの議員や新人候補者にとっては,そんなこと余程でなければ判り得ないことです。
 ここで,この「1ヶ月」という時間が出てくるわけです。
 まあ,その雰囲気がわからなくても,解散から選挙までは2週間ほどありますから,最短ではその2週間が勝負になりますね(少し短すぎますが…)。

 結論からいうと,この衆議院選挙を戦うには,それまでの事前の政治活動と,1ヶ月前からの選挙に向けての活動と,2種類の考え方を持ってなくてはなりません。


□それまでに出来る準備は?

 解散するまでにできることというのは,ほとんど事前の政治活動と変わりはありません。すなわち,どれだけ選挙区内で活動をして,知名度を上げているのかということが問われます。
 これには,日常的な政治活動が求められます。名簿を集め,後援会の入会活動を通じて知名度を上げるということが必要です。
 そして,この活動こそ最後の最後で効いてきます。

 なぜか?。

 先にも書きましたが,

●あとは購読者のみのお楽しみ●



□解散→準備開始。で,選挙ができるには?

 選挙になれば,様々な規制が敷かれます。しかし,その規制の中で出来ることがあります。
 例えば,衆議院選挙では公営掲示板以外にも貼ることの出来るポスター(政党ポスター。無所属の方は無理),推薦ハガキ(政党に所属しているとさらに追加の政党ハガキを送付可),などなどのグッズがあります。
 そのグッズも,選挙期間中しか使用できませんから,衆議院選挙ならホンの12日間で貼りきったり,配りきったりしなければならないわけです。
 ですから,1ヶ月の間に,そういったグッズの作成から配布,また物によっては回収までを行なわなければならないことを認識しておきましょう。

 ポスターなら,もし事前からポスターを貼っているならば,その図案でいくのか,はたまた変更をするのかといったことから,もしポスターの写真をまだ撮っていないのであればその撮影から作成までの作業があるのです。

 こういったグッズの作成だけでなく,それこそ本番中にどういった計画で選挙を行なうのかということも考えなくてはなりません。またその間も,今まで通りの政治活動は出来るわけですから,それも引き続き行なっていかなければならないというように,2重3重の活動を同時並行でしなければならないわけです。

 そういったことを,衆議院選挙を志す方々は,心得として認識をしておいてください。



編集部


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