第2号 第2会議室 | (1999/03/01)![]() ![]() |
● 今現段階でやっておかなければならないこと ● |
■今現在の時点でやっておかなければならないことの一覧 はじめのチェックリストで書いてあることすべてを,今現在の時点で,準備完了している人は少ないと思います。準備には当然時間がかかるものもありますし,選挙戦直前に準備をはじめても,充分間に合うものもあります。 そこで,選挙戦1ヶ月半前の3/1現在において,最低限,どのくらいの準備が必要かをリストアップしてみました。 <選挙準備> ・基本政策,対抗馬,重点地域などの選挙分析が完了 ・街頭宣伝車を確保 ・選挙対策本部を設置し,会議を定期的に開催 ・演説会場候補をリストアップ(公営会場は告示後抽選なので要注意) <後援会> ・後援会を設立し,充分機能中 ・後援会入会のためのリーフレットの作成,配布 ・幹部会・役員会を定期的に開催 ・チラシ・ビラ・機関誌(後援会用)の作成,配布 <団体・組織活動> <政党活動(無所属の方は別)> ・政党からの公認・推薦 <資金集め> ・資金管理団体の設立,届出 ・選挙に必要な政治資金の8割の確保 先の充実度チェックに照らし合わせると,これで大体60〜70点。これくらいできていないと,おそらくこれからの1ヶ月半,特に直前になって混乱することになると思います。できてない方は急ぎましょう。 遅れている人は,つぎのことを重点的にやってみると良いでしょう。 ■特にこの4点,ここがポイント! ◇名簿の整理と,各戸への挨拶まわり 今一番重要なものは名簿で,特に整理をしたもの。 とりあえずは,関係各方面より上がってくる名簿を打ちまくって,ダブりをチェックする。それが一番重要です。 で,これを葉書大のカードにする。もし,パソコンで打ち込んでカード形式で打ち出せるなら,それでOKなんですが,原始的に手書きでもいいでしょう。 そこに記入する事柄ですが, 1.名前(家族が有るならその欄も) 2.住所 といった形で十分です。ですから手書きでもいいでしょう。 戸別のときには,このカードと地図を持っていけばOK。 地域的な事も考えてカードを配置すれば非常に効率的です。名簿一覧では訳が分からないので…。 ◇後援会や政党の機関紙やリーフレットなどを利用し,地域にアピール ・この時期は選挙ハガキを同時にお願いするのも大事(選挙運動と認識される場合があるので,配布先は慎重に選びましょう)。 ◇街宣活動 これは候補者にもよります。非常に街宣受けする人ならば,どんどん出すべきでしょうし、そうでないなら出さない方が票は取れるでしょうし。 *この街宣活動3つに関しては,結局の所候補者の自己満足です。しかし,これを何週間も続けていくと,有権者の間で「熱心だな」という意識がでてくる。要はその意識をどう引き出すかが課題でしょう。 *人間には五感があります。その内三感を刺激すると人間は憶えます。 ですから,戸別訪問が有効なのは,このことがあるからです。そのため最後は必ず握手をしましょう。照れないように…。 ◇運動員 とにかく選挙には人手がかかります。 候補者が若いのであれば適当によってきますが,まずバイトで雇う事を考えないといけません。選挙本番中ではありませんから,なにができるかを考えて,割と楽なものからやらせていきましょう。 早くから手配しておかないと選挙本番を戦い抜くことはできません。今の時期からしっかり確保しておきましょう。 <事前> ・電話かけ(電話の台数,期間に応じてローテーションを組む) ・ポスター貼り(より多く。支持者にもっていくだけでも重要) ・ビラ配布(たくさんいればいるほどいい) ・候補者付き(ナビゲーションなど。挨拶回りの効率がぐんと上がります) ・名簿整理係(パソコン入力等) ・地図落とし(けっこう時間がかかります) ・戸別訪問(かなり慣れた人でないと,票を落とす可能性も。要注意!) *戸別訪問に関しては、かなり慣れたものしかさせてはいけません。となると、何が有効か?。電話を利用することです。片っ端から名簿掲載者にかけて,当りのいい所には戸別をかけるという事でいいでしょう。 <本番> ・街宣車運転手(無理のないローテーションを) ・ウグイス嬢(事前からの指導が大事です) ・電話かけ(使える電話を無駄にしないように) ・事務所常駐者(後援会,地域の方を動員。寂しい事務所は盛り上がらない) ・個人演説会の主催者 (編集部)
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