第9号 第2会議室 | (1999/04/19)![]() ![]() |
● 11日の選挙戦を終えての私感 ● |
都道府県議会議員選挙及び政令指定都市における市会議員選挙について(編集員・鷲津兵輔私感) いよいよ25日投票の選挙戦が,開始されました。(一部まだのところもありますが…) 11日の選挙戦を振り返っての私感が参考になればと思い,掲載します。 『従来型の選挙戦』 各候補とも組織固め,票固めに走る傾向が見られ,新しい選挙形態をねらうよりも,従来からの選挙スタイルを踏襲する候補が多く見られました。そのため,選挙戦の盛り上がりに欠ける側面が見られました。 『投票率の上昇』 実際には投票率は若干上昇しましたが,私はこれは組織固めによる投票率アップであると思います。ですので,新人・若手議員候補には,若干不利な条件であると考えます。派手にはせず,落ち着いた選挙戦によって,無党派層の投票行動には結びついていないのではないか?と考えます。 『浮動票の行方』 投票率の若干の上昇による浮動票というのが果たしてそんなに存在していたのかは疑問が残るところです。組織固めによる投票率の上昇と考えたとき,浮動票の獲得によって,『かぜ』が吹くということはそんなにないのではないかと思います。 『選挙違反への警戒』 ということで,引き締め=票のとりまとめ,による買収行為ということになりかねないので,他陣営の買収行為等には,充分目を光らせましょう。より強烈な買収が行われてはいないでしょうか?。まさか自分の陣営が,やってはいないでしょうね。 『逆にイメージを売っていく』 だとすると,新人・若手の陣営のとるべき道は,もっと強力なイメージ選挙ではないかと考えます。落ち着いた選挙戦を周りの候補がとっていくのであれば,それを上回る元気なイメージをアピールするには絶好のチャンスだと思います。 (編集部)
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