21号 第1会議室 (1999/07/12)up down
   ● 16号〜19号までの仮想選挙戦を振り返って
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□第16号〜第19号までの仮想選挙戦を振り返って

 昨日がバーチャル総選挙の投票日でした。

 さて,バーチャル選挙対策本部では,第16,18,19号で特集をしました。
 分量としてはすごく少なかったかもしれません。網羅的に取り上げることはできませんでしたが,ポイントポイントを絞ってお伝えしていますので,本当の総選挙の際には,必ずお役に立つと思います。


 実際に選挙事務所などに関係している方々は,日々の仕事が忙しく,なかなかバーチャル総選挙といっても,真剣にとらえることが難しかったかもしれません。時間的にも余裕はないでしょうし,本当に行われるわけではないので,そこまで気合いが入るというものでもないと思います。

『シミュレーションは,数をこなせばこなすほど,よりよい結果がでる。』

 そうはいっても現実は…ですね。


□準備するのはどの程度?

 現実に,今の段階であれだけのチェックポイントをクリアしている陣営もなかなか無いと思います。解散の見通しもないのに,選挙ハガキを発注している陣営は,普通はありません。

 しかし,いざ総選挙をするという時点になれば,すべてをクリアしていて当然でなければなりません。
 しかも,時期的なことは,今のところは不明です。1年先に解散する場合でも,1ヶ月先に解散する場合でも,即応できる体制を作らなければならないのです。

 では,どの程度の準備をしておかなければならないのか?。
 これをはっきりさせるには,選挙陣営の体力,財力,戦略といったことから,解散のタイミングの推測といったことまで考えなければなりませんが,少なくとも,解散が確定した時点から,2週間以内には完璧な臨戦態勢が出来るように準備しておくべきです。

 というのは,解散が騒がれ出すのが,大体解散1ヶ月程度前。見極めをつけるのに数日かかることを考えると,そこから2週間で臨戦態勢を作れれば,公示日までの残りがほぼ2〜3週間で,かなり余裕を持って事前運動が出来るようになります。

 しかし,ここで問題になるのが,何を準備しなければならないのかということ。基本的には,維持コストのかからない方から手をつけるのが良いでしょう。詳しい話は,以下を参考にしてください。


□明日から始めること

 衆議院の任期も,残り1年3ヶ月です。1年半以内には確実に選挙が行われるでしょう。とすれば,今から準備をしても,1年半ぐらいしか準備ができません。つまり,この貴重な時間を有効に使わなければ,絶対の勝利はあり得ないでしょう。

▼絶対に選挙戦に必要なことから準備を始める
 自分の陣営で何が足りないか?,考えてみてください。
 そうすると何をしなければならないのかが見えてくると思います。

▼1票ずつ稼ぐ
 明日から会う有権者の方すべてが,自分の陣営の応援者・支援者になっていく。そう思い,1票ずつ押さえていきましょう。明日から始めること,1つ1つが投票日の明暗を分けるかもしれません。

▼スタッフを確保する
 そろそろ,始めた方がよいかもしれません。「もうすぐ選挙があるかも?」なんて言うことをいいながら「選挙の時,来てくれる?」なんていうことをほのめかし,スタッフとして応援がもらえるかどうかを,見極めていってはいかがでしょうか?

▼事務所の候補地
 事務所の候補を挙げておく方がよい思います。選挙戦略とも密接になりますが,どの地域に事務所を構えたらよいか?これは重要な選挙戦略となります。


編集部


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