第25号 第1会議室 | (1999/08/09)![]() ![]() |
● 鷲津のここだけの話(第1回) ● |
「鷲津のここだけの話」というコーナーを,編集長にお願いして作っていただきました。 2回・3回と続くようなコーナーになるようにがんばりますので,応援をお願いします。 ◆まずはじめに◆ このコーナーはあくまで「ひとりごと」や「ここだけの話」ですので,他言無用にお願いします。 それとお話だけですので,絶対に「まねしない」ようにお願いします。 また法律違反は絶対にしないでください。 ◆買収◆ 「票が欲しい!」 選挙に出馬している候補なら,誰でもが思うことです。しかしこれがなかなかむずかしくて…。 地域には必ず,有力者や影響力のある人たちがいます。この方々の心を動かすことによって,まとまって票が集まるということが多々あります。 ある自治会長さんがいるとします。 その自治会長さんが「○○を応援しよう!」ということになると,例えばその地区の有権者20〜30人は,自治会長さんのいうとおりに候補に投票をするということがあります。このとき,候補者が自治会長の「こころをときめ」かせたり,「こころをうごかし」たりすれば,「こころから応援する」ということになり,純粋な応援となるのですが,不純な応援というのも,世の中には少なからず存在します。 この自治会長さんは,20〜30票の「票をまとめられる人」と,一般的には位置づけます。 では,この「票をまとめられる人に」多く応援していただくには? ここで,ごくまれに「お金」が動くことがあります。 例えば自治会長さんに20〜30万円を渡し,その票をとりまとめてもらいます。 票をまとめる活動やその他いろいろな活動には,やはりお金がかかるものです。 それに「お金をもらったから」ということで,票のとりまとめをするため,しっかりと動きます。 そのようにして,とりまとめられる票の多い議員や有力者などには,多額のお金が動いていくこともあります。 なかには数百万円の金をもらい,実際には票のとりまとめをしない人もいます。 これが一般にいう「買収」という行為です。 もちろん「買収罪」という公職選挙法違反です。絶対にやってはいけません。 ◆うらばなし◆ 票をとりまとめる人にはいろいろな方がいらっしゃいますが,なかには選挙区内の複数の陣営から依頼される方がいらっしゃいます。お金をもらって票をとりまとめるのは「買収罪」という立派な罪ですので,他の人に漏れるようなことはしません。ですので,相手陣営にも分かりませんし,複数陣営から金をもらい,平然としている方も中にはいらっしゃいます。 ◆実際◆ 警察は「買収」が行われていないか?ということを徹底的に調査しています。 すべての行動がチェックされているということがよくあります。 笑い話ですが,「○○秘書と○○運動員が,何月何日何時何分から何時何分まで何々というラブホテルに行っていましたね?」という警察からの質問も,よくあるそうです。 選挙中はなるべく目立つ行動や日頃普通の行動も,極力控えた方が身のためだということもあります。 ほどほどにお気をつけて…。 (鷲津)
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