36号 第1会議室 (1999/11/01)up down
   ● 政治と会社・団体との関わり
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□会社・団体のメリット

 こんな事をよく耳にすると思います。

・株式を公開する予定の企業が,政治家に対して未公開株を譲渡した。
・許認可に対して,政治家に口を利いてもらい,便宜を図ってもらった。
・社長の葬儀に政治家から電報をもらった。
・公共団体による土地買収の情報を得て,事前に土地を買い占めた。

 政治家と会社・団体のつきあいは,このほかにも数々あると思います。
 それ以外にも直接的な利益にはなりませんが,会社・団体は,以下のようなメリットとなりうる情報ももらえます。

・他業種・異業種の情報を教えてもらえる。
・新しい政策・新しい補助金の制度などをすぐに伝えてもらえる。
・行政のこれからの取り組み指針がわかる。


 会社・団体のメリットを,概要的にまとめると,以下のようになります。


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 これら以外にも,一般にいわれているような犯罪的な見返りなど,政治家から応援の見返りはいろいろとありますが。


□Give and Take

 では,政治家と会社・団体との結びつきは,どのようにして出来るのでしょう?。
 一例として,どのように政治家と会社・団体が結びついていくかを,流れ図で説明します。


Aさんが立候補を決める。
 ↓
Aさんは,株式会社B社B社長に選挙協力をお願いする。
B社長は協力を約束する。
 ↓
B社長は選挙区内の有権者500人の名簿を集め,Aさんに渡す。
Aさんは選挙事務所を開く際に,B社に事務所用地を確保してもらう。
選挙時には,B社社員が入れ替わり応援に駆けつける。
 ↓
Aさん,県会議員初当選。
B社長は後援会を結成し,会長に就任する。
 ↓
B社長は業務上で,どうしても行政担当者と話をしなければならなくなる状況が発生。
 ↓
B社長はAさんに相談する。Aさんは行政担当者との非公式の会談をセッティング。
 ↓
B社長は事前に行政担当者にお話を聞いたため,今後の業務に対する取り組みが比較的やりやすくなった。


 このような感じで,だんだんとつきあいは深くなっていきす。

 最初のきっかけは,「選挙時での結びつき」から,というのが多いようです。「ある人の紹介で,政治家を応援してくれ」という話が,一般的に多いのではないでしょうか?
 ですから,もしこれから政治家とつきあいをもちたいと思われている方は,以下のようなことを切り口に行かれると,比較的近づきやすいと思います。

◆その政治家の後援会の入会する。

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◆直接事務所を訪ね,事務所の方や秘書の方とお話をする。


 その後の応援の形としては,

◆独自の選挙運動 → 社員に対して投票のお願いをする

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などがあげられます。しかし,結びつきというのは,やはり人と人とのつながりですから,人次第で,付き合いの深い浅いはいろいろ変わることもあります。



鷲津


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