67号 第1会議室 (2000/06/12)up down
   ● いよいよ総選挙がスタートします!
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 いよいよ明日から総選挙がスタートします。

 選挙に携わっている人たちにとってはつらく厳しい12日間になるでしょうし、全く関わっていない人たちにとっては、逆の意味でつらく長い12日間になるとおもいます。

 しかし、今回の選挙は20世紀最後の選挙となります。21世紀に向かって日本がどのような指針で進んで行くべきなのか、やはり私たち一人一人が責任を果たさなければいけませんね。





 さて、総選挙直前におさらいをしてみましょう。

□衆議院選挙って?

 今回行われる選挙は、もちろん衆議院議員選挙です。前回から選挙制度が変わり、小選挙区比例代表並立制といった長ったらしい名前になったり、小選挙区で落選しても比例代表で復活当選したり、と訳の分からない制度になっています。

 ここで、一度整理をしてみましょう。

 小選挙区比例代表並立制は、衆議院の定数500の内、小選挙区(一つの選挙区から一人の議員を選ぶ)から300、比例代表(全国11ブロックわけられ、各政党の得票に応じて議員を選出)から180の議員を選ぶ制度です。つまり、小選挙区では「候補者の名前」を比例代表では「政党名」を投票する制度です。
 で、わかりにくい復活当選ですが、小選挙区と比例代表の両方に立候補することが可能なので起こります。





□12日間の選挙戦

 総選挙では12日間と選挙期間がなっています。その間に何をするべきか、おさらいをしていきましょう。


●13日(初日)〜14日(2日目)------------------------------------

 届出書類は万全でしょうか?この届け出を済まさないとマイクを使った活動は出来ません。事前審査があったはずですが、いかがでしたか?


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たという挨拶にまわりましょう。基本的に、候補者はこの2日間は街宣車に乗り続けることが求められます。

 また、この2日間は演説会を開催しようにも、公営会場は取ることが出来ません。ですので、私営の会場を確保しておくようにしましょう。公営会場でなくても、演説会は出来ます。

●15日(3日目)〜16日(4日目)------------------------------------

 初日、2日目と街宣でまわったけれど、この辺りになると「この地域にはまだ入ってい
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を作っていても、ここは臨機応変に対応していくようにしましょう。

●17日(5日目)〜18日(6日目)------------------------------------

 選挙戦中唯一の休日です(土曜日は最後にありますが)。実は、この土日を使って各報道機関が選挙動向調査(世論調査)をします。ですから、選挙が始まる直前からこの土日までが一番盛り上げていかなければならない期間ですし、またこの土日で有効に活用し更なる盛り上げを図るようにしましょう。街宣でまわるのも良し、またミニ集会を数多くこなすのも良し、陣営の体力と相談してスパートをかけるようにしましょう。

●19日(7日目)〜21日(9日目)------------------------------------

 この間に、先の土日で行われた世論調査の結果が発表されます。良くても悪くても気を引き締めて取り組まなければなりません。ちょうど、この中間ぐらいが陣営の気が緩むときです。本部長や事務長は、いまこそハッパをかけるときです。

●22日(10日目)〜23日(11日目)------------------------------------

 いよいよラストが迫ってきます。実は、最終日は土曜日ですので案外最後のお願いに全
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 また、この辺りに行われる演説会では、大物弁士などを呼んで、今一層の陣営の引き締めと外に向かってのアピールをするようにしましょう。

●24日(最終日)------------------------------------

 最後の土曜日です。この日は、候補者が乗って最後のお願いをするところですが、いろいろと人の集まるところでイベントをするにも良い機会です。陣営の英知を振り絞って悔いの残らない活動をするようにしましょう。

●25日(投票日)------------------------------------

 投票日は「実はすることがありません」ではいけません。「投票に行った?」や「選挙ですね」など特定の候補者名や政党名を出さずに、電話するなどして有権者の動向を確認しましょう。やはり、選挙は投票することが基本ですから。
 なお、投票時間は7:00から20:00までです。





□不在者投票について

 不在者投票もやりやすくなりました。よく「毎日が投票日」などのキャンペーンがなされていますが、本当にその通りです。例えば、日曜日に用事があって投票時間に間に合うかどうかわからないというのであれば、その前の土日に投票に行くことも可能です。投票時間は8:30から20:00までです。

 また、候補者陣営としてもこの不在者投票への参加要請は欠かすことが出来ません。選挙期間中の電話作戦などで、投票日は都合が悪いなどのことが出たなら、すかさず不在者投票を勧めることも忘れてはなりません。
 

 最後に、陣営の中で投票に行っていない人がいないかチェックをしましょう。自らの足下を確認しておかないと、思わぬことになります。そのことに注意をして、12日間の選挙を頑張りましょう。


吉田


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