72号 第1会議室 (2000/07/17)up down
   ● 後援会 組織整理のポイント
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 総選挙も終わり,どこの議会においても,選挙モードから夏休みモードへと変わりつつあります。しかし,選挙が終わった今こそ,ホントの意味で後援会を整理するチャンスです。
 何故なら「鉄は熱いうちに打て」というように,総選挙に関連して「挨拶まわり」や「電話作戦」などで,支持者へお願いを続けてきた結果を,記憶が薄れる前にデータに残しておくことで,次からの活動にプラスになるからです。


□挨拶まわり,電話作戦の結果の整理

 選挙前や期間中に行った活動の結果を,きっちりと記録に残しておくことは重要です。
 選挙は候補者の売り込みだけでなく,地方議員であれば,自らの活動報告も兼ねられる絶好の機会です。そこでは新たな人間関係ができたり,思わぬ人が熱心に手伝ってくださったりと,様々な出来事があります。これらを,漏れることなく記録しておきましょう。

 そこでしなければならないことは,

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 このようにして,「名簿の精度を上げる」ことは常に重要になります。


□あとのフォロー

 基本的に選挙のお礼をすることは禁止されています。
 しかし,議員であれば,日常の政治活動の一環で,特にお世話になったところへ出向き,挨拶をする中で,お礼をすることも必要です。選挙は,お願いすることばかりですから,あとのフォローが一番重要となります。

 「あとのフォロー」と言っても,何をすればよいのか?。

 まず,やらなければならなことは,お世話になったところへの挨拶に回ることでしょう。
 選挙前だけでなく,終わってからも来てくれたとなれば,やはり,その後の対応が違います。また後援会ニュースの発行や,集会の開催なども行うことが必要かもしれません。

 もし当選した衆議院議員を応援していた地方議員であれば,国会の日程に余裕のある今,是非,国会議員を招いて集会を開催しましょう。
 良い悪いは別にして,国会議員は「雲の上の人」だと思っている人たちが多いのも事実です。その人が自分たちが応援している議員の集会に駆けつけてくれたとなると,「応援しがいのある議員」だと認識してもらえます。このことは次からの自分の選挙を戦う上でも非常に重要です。


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いるんだという意識で頑張りましょう。


□落選してしまったら


 当選と落選では,後の反応が大幅に違います。特に応援していた地方議員にとっては,非常に風当たりが強くなり,下手をすると自分の選挙にまで響きかねません。

 選挙は,「当選すれば俺のおかげ」で「落選すれば候補者が悪い」と取ってしまう風潮があります。確かに,「タマが悪い」候補者はいますが,それでも次回も目指すのであれば,「応援している私たちがあとちょっと頑張れば」と思われるような活動が求められます。

 具体的には,お詫びの挨拶まわりは必ずするべきですし,有権者に顔が常に見えるような活動を心がけましょう。支持者の減少を食い止めることが,次に必ずつながります。


 少しばかり大雑把に,後援会整理のポイントを書きました。
 当選しても,落選しても,次回に向けた活動は始まっています。暑い夏ですが,この時期にきっちり汗をかくと,必ず実になって帰ってきます。みなさん,頑張ってください。


吉田


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