第116号 第1会議室 | (2001/06/04)![]() ![]() |
● 参議院選挙〜本番街宣計画のポイント ● |
いよいよ参議院選挙の本番まであと1ヶ月程度となりました。もう既に事務所を確定し,本番準備に余念のない陣営もあるかと思います。また,なかなか事務所が決定できずにいる陣営もあることでしょう。 さて,今までから事前の街宣のポイントなどをあげてきましたが,それらの総決算となる本番の街宣計画を組む上でのポイントを今回は書かせていただきたいと思います。 そんなに早く計画が組めないよと言うところもあるでしょうが,本番直前の事務所としては既にある程度の計画を持っているのが,この時期では必要かと思います。 □地域割で組む街宣日程 参議院選挙は,非常に選挙区が広くなります。そして選挙期間も17日間と割と長期になっています。ですから,この期間を有効に使い,ほぼ全地域を一度はまわるという計画を練らなければなりません。 ここで重要なのは,例えばその選挙区を北部・中部・南部に分けて,それぞれの地域の人口割合によって何日ずつ入らなければならないのかを最初に算出することです。 例えて言うと,北部に人口が集中し,中部ではそこそこの人口で,南部は比較的少ない地域があったとします。こういった地域では ●あとは購読者のみのお楽しみ●
と言ったことも必要です。 まずは,地域ごとに区切り,それらの地域に一体何日街宣車が入るのか,客観的な数値でもって全体計画を組んでみる必要があります。 □重点地域の選定 さて,参議院選挙は上でも言ったように,非常に選挙区が広くなります。そうなれば,街宣できる道路も,やはり主要な道に偏ってきます。しかし,そこばかりに有権者が住んでいる訳ではありませんので,ポイントを絞って重点的に街宣車を入れる地域を検討しなければなりません。 例えば,上の例で言えば, ●あとは購読者のみのお楽しみ●
するということでもあるからです。その辺りの判断をしっかりした上で,計画を練るようにしましょう。 さて,重点地域ですが,陣営によってこれはまちまちであると思います。新興住宅地を重点的にねらうというところもあれば,商店街を中心にねらうと言うところもあるでしょう。その時には,事前に街宣でリサーチを済ませているわけですから,住宅地であれば在宅率の高い日に,商店街であれば人での多いときに,最高のタイミングで街宣車が入れるように計画を練りましょう。 □休日の活用 今回の参議院選挙は,まだ正確に告示日や投票日が決まったわけではありませんが,今のところ言われているところでは,合計6日間の土・日・休日があります。この6日間をどのように使うのかも街宣計画の中では欠かせない要素です。 人口も集中し,人通りの多いところですべてまわすのか,それとも何日かを人口が少ない地域でもまわすようにするのかを判断しなければなりません。 また,この休みの日に合わせ,特別なイベントを街宣計画の中に組み込むことも必要です。そのイベントと街宣車の通常の運行とを組み合わせることによって,選挙のお祭りムードをさらに高めることが可能です。 特に,今回の選挙期間中では,いつもの時に比べて休日が1日長く,しかも3連休になっています。と,するとこの3連休をどう有効に使うのかが街宣を組む者にとって腕の見せ所ではあります。 □地域特有のイベントの活用 選挙期間中,平日であっても地域特有のイベントが開催され,人通りが多くなるときがあります。その時をねらって,イベントを組むことも重要です。しかし,街宣車自体を入れるとなると話は別になります。 ●あとは購読者のみのお楽しみ●
の判断を十分にしなければならないでしょう。 (吉田)
|
発行は毎週月曜,料金は無料です。 配信開始をご希望の方は,こちらのフォームへメールアドレスを入力してください。
![]() |