134号 第1会議室 (2001/10/08)up down
   ● 次の統一地方選挙に向けて
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 昨年,そして今年と国政選挙が続きました。気がつけば次の統一地方選挙まで1年半となっていました。もしかすると,その1年半の間に国政選挙があるかもしれませんが,今後の1年半は次の選挙の準備のためにしっかりと当てるべきでしょう。

 さて,今回は次の統一選挙に向けて今から何をしていくべきなのかを考えてみたいと思います。


□支持者の拡大
 すでに当選を果たし議員となっている人はもちろんのこと,これから選挙に出ようと考えている人にとっても至極当たり前の話です。では,具体的にはどのような活動が必要なのでしょう。

 一番の目安になるのは,名刺です。自分の名前を売り込むときに,何もないのとそうでないのとでは人の記憶に残る確率は低くなります。もちろん,日頃からリーフレットのような自分の政策なり,プロフィールなりを書いたものを持っているのであれば,それに越したことはありません。しかし,なかなか持ち歩いている人というのは,余程選挙前でない限り少数であると思います。
 
 その代わりになるのは,やはり名刺となります。では,どのくらいの数を渡すのが目安になるでしょうか。

 一概に言えませんが,やはり1年に1000枚程度は渡す必要があるでしょう。この数は出る選挙の規模によって増減はします。しかし,基本的な数として頭に入れていただく必要があるでしょう。
 
 で,次はこうして渡した名刺の管理をどうするかです。
 名刺交換した相手は記録として手元に残るわけですから,それを名簿管理する必要があります。その際に重要なことは,本当に支援をしてもらえる人かそうでないかの見極めが必要です。

 一番困る場合は,

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名刺というツールを一つの活用法だけではもったいないということです。

 選挙を戦うには,多くの支持者を獲得する必要があります。その際に重要なことはどれだけ人と会えたかにつきます。人と会わないことには支持を得ることもできないわけですから,その会った目安として名刺を渡した数というものをカウントしておく必要はあると思います。


□自分を売り出すための仕掛け
 さて,名刺をどれだけ渡したのかということも必要ですが,もう一つ重要なことはどれだけ有権者の目に触れるかということです。
 現在議員である人も、これからなろうという人も,選挙期間中は有権者の目に付くことになりますが,そうでないときはなかなか有権者の目には付きにくいものです。有権者に忘れられないためにも目に付くような活動をすることも重要な活動です。
 
 活動をする場合の方法として,自ら仕掛けてする場合と自らは表に出ず,周りの支援者に担がれる場合の二つがあります。

 自ら仕掛ける場合は,わりと政治目的であることがわかりますから,候補者本人が主催するイベントに参加する有権者にとっても,ある程度の心積もりをして参加することができます。ですから,この場合は参加してもらった有権者には必ず支持者になってもらうという強い意思でイベントを開催する必要があります。

 次に,周りに担がれて活動を行なう場合には,参加する有権者にとっては政治目的であるというのは最初は明確ではありません。その場合には,参加する有権者が結果的に引いてしまう(冷めてしまう)ことがあっては元も子もないわけです。ですから

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す。特に,継続して行うようなものであった場合には,その点に十分注意をしないと結果的にマイナスになってしまうということに気をつけましょう。

□種をまく
 議員である場合には,4年間という期間があります。またこれから出ようとする人にとっては4年間あるかもしれませんし,もしかするともっと少ない期間で選挙を戦わなければならないかもしれません。

 選挙は投票日に最大の成果を得ればよいわけです。ですから,これからの1年半をじっくりと刈り取りに向けて育て上げる期間とすることが重要です。あせらず,しかし急いでその作業に取り掛かりましょう。


吉田


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