167号 第1会議室 (2002/06/03)up down
   ● 候補者と写真
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 選挙といえば,ポスターやリーフレット,選挙ハガキや選挙公報など候補者の広報物が大きな役割を果たします。
 そして,中でもそうした広報物にどのような写真を使うのかが,勝敗を大きく左右するケースがあるといっても,過言ではありません。

 この時期,来年の統一自治体選挙に向けて,写真を撮影したり,どの写真を使おうか,はたまた「少し」昔の写真をそのまま使おうかなんて迷ってらっしゃる候補者の方々も多いのではないでしょうか。

 そこで,今回は「候補者と写真」について少し考えてみたいと思います。

□写真を撮影する

 ポスターやリーフレット等を作る際に,新人候補は,今までの写真を利用するのではなく,改めてプロのカメラマン等に写真を撮りなおしてもらう方が多いでしょう。
 さすがに,撮影費用を節約するために3分間写真やスナップ写真を使う方はあまりいないのではないでしょうか。

 もちろん,戦略上,候補者の「素」の顔を見てもらうために,スナップ写真を使うことはあるかもしれませんが,やはり,画像の関係からもしっかりとした写真を撮影しておくことが必要になると言えます。

 撮影費用は,ケースバイケースでしょうが,概ね半日程度の撮影で,フィルム代,人件費等込みで10万円程度が目安だと言えます。

 このように写真撮影には結構お金がかかるものですから,事前にある程度の計画をしておくことが必要です。

 その際のポイントとしては,次のようなことを考えておきましょう。

・撮影日の決定
 撮影日が決まれば,その日に向けてある程度の体調管理が必要です。
 少しアルコールを控えるなど肌の管理はきっちりとしておくことをおすすめします。
 また,散髪もその日に行くのではなく,2,3日前には済ませた方がより自然な感じで撮影できます。
 このような点を考慮して,撮影スケジュールを組んで下さい。


・選挙戦略との整合性
 撮影した写真は,多くの場合,ポスターやリーフレット等広報物に使います。その際,選挙戦略上,イメージカラーやある程度のデザイン,または,「若さ」を売りにするのか「落ち着き」を売りにするのかといったことによって,撮影時のシチュエーションや衣装等が大きく変わってきます。
 ですから,ある程度こうした戦略を事前に決めてから撮影した方がよいでしょう。

・撮影場所,衣装の決定


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○撮影時の留意点

 さて,以上のようなことを決めたら,実際に撮影です。
 撮影に行く際におすすめなのは,
 (1)友人・知人など親しい人に同行してもらう
 (2)広報物のデザイナー等専門家に同行してもらう
ことです。

 初めて写真を撮影する場合,候補者の表情はかなりカタくなるものです。
 そんな時,親しい友人などが近くにいて,話をしながら撮影をすすめていけば表情が和らいできます。
 このように,できるだけ候補者の自然な表情を撮影するためには,(1)が必要といえるでしょう。

 また,撮影時にポーズや衣装をチョイスする際,ポスターやリーフレットのデザイナーがいれば,色々なアドバイスをくれるはずです。
 さらに,そうした専門家はカメラマンに対しても適切に指示を出してくれますので,かなり助かります。


 写真撮影は費用的な面だけでなく,選挙戦略上もかなり重要なものです。
 以上の点を参考にして是非「いい」写真を撮って下さい!


松井


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