第178号 第1会議室 | (2002/08/19)![]() ![]() |
● あいさつまわりのコツ ● |
来年の統一自治体選挙へ向け,すでに活動を初めておられる所もあるかと思います。また,まだまだ立候補しようかと迷っておられる方もあるやもしれません。 今回は,どちらの陣営にせよ,立候補を決めたのであれば必ずしなければならない「あいさつまわり」について,より効率的に出来るようなコツについて書きたいと思います。 □組織・各種団体へ行く場合 選挙に組織や各種団体へ行くことを全くしない場合はいいですが,少しでも自分の持つ名簿を拡大しようとするのであれば,ツテのある所へは顔を出すようにしなければなりません。 そして,この組織や各種団体は,あなたを応援するかどうかを決めるのには少し時間が掛かります。これは,個人の場合とは違って,組織や団体を維持するのには一人の意志決定ではなく,何人かの人が集まって組織としての意志決定をしなければならないからです。 大体,早いところですべてがタイミングよく進んで1ヶ月。このタイミングとは,あなたが応援の依頼に行って,組織の意志決定をする会議がすぐに開催されたとしてということです。 通常ですと2〜3ヶ月かかると思わなければなりません。 さて,応援の依頼に行く場合に必要なものは, ●あとは購読者のみのお楽しみ●
を入れる場合もあります。 こうして4点セットを携えてあいさつに行く時には一人ではなく,二人で行くようにするとよいでしょう。 確かに,あなたの政策や熱意などは本人が一番知っていますし,そのことは伝えなければなりません。しかし,こういった組織や団体に対しては,その政策云々以上に,具体的な作業の詰めを行わなければなりません。 何かというと ●あとは購読者のみのお楽しみ●
といったことをあいさつまわりに行った時に話をしておかなければなりません。これは,当事者である候補者本人がするべき話ではありません。あくまでも選挙に関わる責任ある立場の人が一緒に行って話をするべき内容です。 また,二人で行くことによって,その時の話を後になってチェックする時に話の聞き漏らしなどを防ぐことが出来ます。そのことからしても可能な限り二人で行くようにしましょう。 ここで注意が必要なのは,複数で行くことがいいとは言っても,3人以上では余り行かないほうがいいでしょう。人数が多いと相手に余計なプレッシャーを掛けることになりますから。 □個人宅へ行く場合 個人宅へあいさつまわりに行く場合は,上記の組織や各種団体と違い,あまり時期などについて気を遣うことはないでしょう。しかし,今度は持っていく内容物については少し気を遣わなければならないでしょう。 推薦依頼状といったモノを持っていく必要はありませんから,そうなるとあなた自身を印象づける広報物が必要になってきます。それは後援会入会の案内であったり,それに書ききれなかった自らの政策などをニュース形式で掲載した広報物であったりします。そういったモノを手渡しすることによって,会ったその場だけの印象で終わるのではなく,それ以降も何かにつけ気になるような印象づけが重要です。 さて,個人宅へあいさつまわりに行く場合,先ほどの組織や団体と違って一人で行く方がいいでしょう。しかし,車の運転からすべて一人でいいかとなるとそれは効率性から言ってお薦めできません。会社などと違って,すぐに場所が特定できるわけではありませんので,地図を見ながらになりがちです。また,駐車する場所を探すのにも苦労します。そのことからすると,せめて地図はあなたが見る事にしても,車を運転してくれる人は探しておく必要があるでしょう。 そんな人なかなかいないよと言う声も聞こえてきそうですが,それならせめてあいさつまわりをする上で重要な土曜日や日曜日に手伝ってもらえる人から探すことをお薦めします。 さて,今回は組織や各種団体にあいさつまわりへ行く場合と個人宅へ行く場合のコツを書きました。あいさつまわりのコツは,何と言ってもあなたが直接あいさつに行くところを増やす事に他なりません。まだまだ暑い時期ですが,がんばってください。 (吉田)
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