第194号 第1会議室 | (2002/12/10)![]() ![]() |
● 今からグッズを作る! ● |
12月になりました。今年も慌ただしく過ぎようとしています。4月に統一選挙を向かえる皆さんは,この12月と年明けの1月が非常に重要になります。気が付けば,あっという間に選挙目前だったというのはよく聞く話ですので,これからの1日1日を無駄にしないように頑張りましょう。 さて,無駄にしないためにも今からでもグッズを作って効率よく知名度を上げるようにしましょう。今回は,そのグッズを考えてみたいと思います。 □リーフレット(候補者紹介用パンフレット) このリーフレットは,候補者を一番手っ取り早く理解してもらえるグッズです。しかし,このリーフレットは,一度作り出すとなかなか手間がかかるものです。そこでどれだけ完成度を高く,しかも短期間に作ることが出来るかのポイントを考えてみたいと思います。 ◆コンセプトを決める このリーフレットを作る際に,一番重要なのは,いったいどのようなリーフレットにするのかということです。そのコンゼプトをしっかり作っておかなければ,後々になって期間を延ばしてしまう原因となります。 そのコンゼプトは,例えばやわらかいイメージの場合 ●あとは購読者のみのお楽しみ●
,どれだけ人の目を引きつけられるかが重要になってきます。 最初にこの部分を明確に決めておかないと,後からどうしてもあれもこれもと付け加えたくなります。その点を考慮して,綿密につくりましょう。 ポイントとしては,多くの人のリーフレットを集めて,比べてみるのがいいでしょう。そうすると自分たちの方針が決まってきます。 また,決して一人では決めないことです。自分のブレーンといえるような人に必ずコンセプトの段階から関わってもらうようにしましょう。 ◆業者に頼むか,自前でするか この点は,非常に重要になります。最初に,自前でしようと思えば,リーフレットは作ることが出来ます。最近ですと,パソコンソフトで,イラストに関するモノや,新聞や本などを作るモノがありますので,それを使えば自前でしようと思えばできます。 また,業者というのは,デザインなどを専門に作っている所です。そういったところに頼めば,人とは違ったイメージのモノができあがったりしますので,どちらが必ずよいとは言い切れません。 しかし,どちらかといえば,やはりプロはプロに任せてしまう方がよいと思います。それは,どうしても自分たちで関わってくると,先入観なりが先に立ってなかなか思うようには出来上がらないからです。そんな場合には,自分たちはコンセプトだけ決めて,その方針に沿って出てきたモノを叩き台にして,練り直してほうが,今からですと割に短期間で出来ると思います。 ◆100%か期間か どうしても作り始めますと,あれもいいこれも入れたいなどいろんな意見が出てきます。例え作っている人たちが,2,3人の少人数であっても,なかなかまとまらない時があります。そんなときに,どうしても人はせっかく作るなら100%のものをとなりがちですが,それをし出すとなかなかどころか,選挙が終わってもリーフレットは出来上がらないでしょう。 やはり,自分たちの中で7割か8割のできかなと思っている所から,それ以上に要求を満たそうとすると,それまでに作り上げてきた期間以上に時間が掛かってしまいます。その時に,どこで線引きをするのかは,候補者であるあなたの役目であると思います。 時間が十分にあるのであれば,それはそれでいいでしょうが,もう年明けから選挙モード一色になる野であれば,自分では8割ぐらいのできであっても,先に完成させる方がいいでしょう。 不十分な点は,その他のグッズでまかなえばいいと割り切る勇気が必要です。 □選挙本番グッズ とりあえず,リーフレットを作れば,あいさつまわりの時などにグッズに困る必要はありません。しかし,年が明けてしまえば,もう選挙まで3ヶ月ほどです。そのことを考えると,選挙中に使えるグッズを作っておく方がよいでしょう。 ◆選挙ハガキ このハガキは,選挙中に郵送できる唯一のモノですので,リーフレットやポスターのコンセプトに沿ったようなモノを作る必要があります。例えばそれは,イメージカラーであったり,写真であったりします。選挙前と選挙中であまりにもイメージが変わることのないように注意しましょう。 ◆選挙ポスター もし,事前にポスターを作った方がいるのであれば,それに近いようなモノを作りましょう。本番だからといって,変に気負いすぎてもいけません。上にあるハガキと同じように,今までと同じ方針で作り出しましょう。 ◆看板類 街宣車の看板や,事務所に掲げる看板などもある程度デザインしておきましょう。 ●あとは購読者のみのお楽しみ●
これらの看板類は,大きさの上限が規定されています。そのことに注意しながらそろそろ作る段取りをしておいた方がいいでしょう。 また,これらの選挙本番グッズは, ●あとは購読者のみのお楽しみ●
,そのことを頭に入れて取り組みましょう。 (吉田)
|
発行は毎週月曜,料金は無料です。 配信開始をご希望の方は,こちらのフォームへメールアドレスを入力してください。
![]() |