198号 第1会議室 (2003/01/06)up down
   ● 今、候補者が出来ること
→office-SPCタイトルページ



 明けましておめでとうございます。
 いよいよ,選挙の年が明けました。前号では,年末年始の候補者の動きについてありましたが,もう選挙まであと3ヶ月ちょっととなれば,何はなくても時間が欲しいのが各陣営の共通の思いではないでしょうか。

 さて今回は,候補者として今出来ることに焦点を当てたいと思います。


□候補者がまわる

 よく何軒回ったなどという話が候補者の中では出てきます。軒数などは,話半分に聞いておけばいいと思いますが,でも実際には大変重要なことです。

 多分,組織や団体などがバックについてくれる選挙では,それらが候補者に成り代わり個人宅や団体のあいさつまわりなどを行ってくれます。しかし,バックを担ってもらえない選挙がほとんどであると思います。これらの選挙を戦う候補者の皆さんは,決してうらやましがることなく,コツコツと今自分が出来ることを行っていく方がよいでしょう。

 つまり,あいさつまわりの軒数は決して爆発的に伸びるわけではありません。しかし,何はともあれ候補者が直接有権者のところへ足を運ぶということは,有権者にとって必ずや心に残ることとなります。

 しかも,年が明けて更に寒さが厳しくなってきています。そんな中をわざわざ家まで来てくれたということは,より印象が強くなることになります。


 ここで,やはり注意しなければならないのは,ただ漠然と回るのではなく,「この家の1票を必ずもらうんだ」という思いを胸に持ち続けることだと思います。
 どうしてもあいさつまわりをしていると,反応が悪かったり,留守が多かったりして気持ちが滅入りがちです。そんなときにも,決して挫けることなく,残りの期間を数えながら回るようにしましょう。

 どんな事でもそうですが,

●あとは購読者のみのお楽しみ●




□支えてくれる人たちに気を遣う

 選挙は一人では出来ません。
 どんなに小さな選挙でも,家族が,親戚が,地域の人がと関わり合ってきます。その人達に対する気遣いを必ずしておかなければなりません。

 発送作業を行うとなれば,何人かお手伝いを頂かなければなりません。こういう場合,お金を払うアルバイトであれば,金銭が間に入っているために,ある程度の無理も言えます。しかし,ボランティアで手伝ってもらう場合は,決してご飯をごちそうしたりするわけではなくて,候補者の気遣いが一番だと思います。

 また,スタッフとして常にお手伝い頂いている人たちには,ついつい無理難題などを言いがちです。そういった時にも,候補者の感謝の気持ちと,先程も述べたようにがんばっているという姿勢を見せることが重要なことだと思います。

 選挙まで残り少なくなって,陣営の内部から空中分解するようなことがないように,候補者自身の人間性も問われると思ってがんばりましょう。


□体調を管理する

 この時期は,特に体を壊しがちです。年末年始の不規則な生活リズムに始まり,少しほっとした気の緩みから今までの疲れが出てくる時です。しかし,今の時期に2日も3日も休んでしまうというのはやはり厳しいものがあります。

 風邪は引くなといっても,朝,寒い駅に立ったり,夜遅くまであいさつに回ったりしていると引いてしまう要素がたくさんあります。それでも出来る限り体調を整える少しの気遣いを自分の体調にしておく必要があります。

 候補者が倒れると,事務所機能が停止してしまいます。やはり,候補者あっての選挙であるということを忘れずに,日々の生活を送りましょう


 しかしながら,本当に崩してしまった場合には,気持ちを切り替えて,完全休養するようにしましょう。例えば,まだ1月であれば,まだ直前でなくてよかったぐらいの気持ちの持ちようで,乗り切るようにしましょう。


 候補者は,孤独なものです。しかし,周りにはたくさんの人たちがついてきているとの思いを忘れずに,残りの期間をがんばりましょう。

吉田


バーチャル選挙対策本部 購読

 発行は毎週月曜,料金は無料です。
 配信開始をご希望の方は,こちらのフォームへメールアドレスを入力してください。

■メールマガジン登録
電子メールアドレス(半角):
 バーチャル選挙対策本部は、まぐまぐ公認「殿堂入りメールマガジン」です。この機会にぜひご購読を!。
 
Powered by Mag2 Logo

This page was made by office-SPC
→office-SPCタイトルページ